えっ!? もう一ヶ月!?
Time flys like an arrow....
前回のインド日記から、早1ヶ月、、、。 どこまで書いたのか見てみたら、アラっ、まだ3日目なのね。 まぁ、その分濃い3日間だったし、ネタもたくさんあったからね。 ペースを上げて行きましょう!!
隣の席に座ってる牛乳瓶のソコ眼鏡のおやっさんタバコの煙と道路のホコリにまみれて、バスに揺られること8時間。
その間休憩1回。
あまりのでこぼこ道に天井に頭をぶつけること3回。
標高1,100mから3,000mへ。
気温40度から15度へ。
暗くなってからだいぶ経つけど、今どこにいるのか、隣のオヤジに聞いても帰ってくるのは笑顔とヒンディー語だけ。
いつになったらこのスポンジのヘタレた硬い椅子から解放されるのか、、、。お尻はとっくにしびれて感覚がなくなっている。
インドの旅で、どこかに移動する時、その町に着いてまず最初にすることは、宿探し。 前もって予約したことは一度もない。この宿探しが結構大変だったりする。
まずどこに宿があるのか探さなければならない。 ヘタにリキシャやタクシーに乗ると、勝手にそいつと繋がっているとこに連れて行かれる。そのお店や宿からマージンをもらうためだ。
宿を見つけたら、お次は部屋を見て値段を交渉だ。 なるべく安宿を探すことになるんだけど、長い時間かけて移動して疲れている時に、何件も回っても満室ばっかりだったり、良いのがないと、今度は自分との戦いになってくる。 心折れるか折れないか、、、。 引き際が肝心。
到着が真夜中だったりすると、さぁ大変、、、。
なので、基本的に夜に着かないように計画するんだけど、もうコレ完全に夜になってマス。
ここでちょっと話は脱線、、、話は前回の旅に飛び、、、デリーからリシュケシュに向かう時、電車で行くことにした。 ハリドワールという町で電車を降りて、そこからバスかリキシャに乗り換えなければいけない。
最初はその日のうちにリシュケシュまで行く予定でいたんだけど、電車で隣の席のおじさんに、
「ハリドワールは聖地だから、どうせなら一泊して見て行った方がいい。宿は巡礼者のただで泊まれるところがたくさんあるから大丈夫だ。オレが案内してやる。」
と、言われ、純な僕は、うーん、それも面白そうだ、と予定変更旅は道連れ。ハリドワールで1泊することにした。
やっぱり旅は、予定を決めない方が面白い。その時その場で出会った人と流れに乗って、あ〜あぁ〜川の流れのよ〜ぉに〜、、、。人生もまた然り。
電車を降りて、そのおじさんと駅の外に出ると、リキシャ(チャリ)のオヤジに何やら言っている。
「このリキシャに乗って行けばダイジョウブ! 巡礼宿まで行ってくれるから。」
と行って、おじさんはどっかに消えてしまった。
リキシャに一人残されたオレ、、、。
なるほどね、こういうことね、やっぱりね、、、インドだね、、、。
ん〜どうしよう、、、。
もうなるがままになるしかない! 分かったよ! 行ってやるよ! ここで引き返すのも何か負けた気分で悔しすぎる。
リキシャはお土産屋の並ぶストリートを抜け、この町のメインの場所と思われるガンジス川の近くまで来た。 おっ、このへんかな?と思うと、速度はゆるまず、どんどん町の奥の方へと進んで行く。
でも道沿いには宿らしき建物がたくさん並んでいる。ダイジョウブでしょ。
ま、パターン的に言えば、今チャリをこいでるリキシャマンの知り合いの宿に連れてかれる感じだろう。
なるほどね、こういうことね、やっぱりね、、、インドだね、、、。again...
と思っていると到着。
リキシャを降り、重いバックパックを背負い、レセプションに行くと、
“No foreigners”...(外人お断り)、、、の一点張り。
、、、ん? 違うパターン?
しょうがないから、他の宿を教えてもらいそこに行くことに。
今度はレセプションにたどり着く前に
“No foreigners”...の張り紙、、、。
一か八か突っ込んだものの、次の宿へ、、、。
3軒、5軒まわるものの、完敗。どうやらここら辺の巡礼宿は外人は泊まれないらしい。
あぁ、あそこで意地張んないで、引き返しとけばよかったなぁ、、、。どうしよう、どうしよう、、、。野宿はやだなぁ、、、。でもここまで来たのに引き返したくない。
日も落ちてきて、気分も一緒に落ちてきた。 はぁ、オレって、、、。 でも泊まれないなら引き返すしかないかぁ。
通りかかるすべての宿に入り、
“Do u have a room? im lookin for a room for tonight...”
いくつかアタックしたものの連敗を記し、受付に誰もいない巡礼宿の門の前の道ばたに一人座り込んでちょっと一息。 どよ〜ん、、、。背後には縦線が何本も入ってる感じ、、、。
ふぅ、、、。 、、、、。 、、、。 アーオレコンナトコデナニヤッテンダロウ、、、?
“ Hello friend... ”
ん? オレここには友達いないよ、、、。と思いながら、後ろを振り返ると、門の前に椅子を出して座ってるおじさんだった。 さっきからオレが断られてるのを道路の反対側から見てたおじさんだ。
“ Hi, Namasute ji...how r u? ”と答えると
“ Where r u goin? ” ときた。
そんなの知らねーよ、見ればわかんだろー! と思いつつも、
“ i dont know yet...”
するとここら辺の宿は巡礼者専用で、インド人以外は泊まれないということを言っきた。
そんなの知ってるよ!!だからここにいるんだよ!!! と、!!!が10個くらい付きそうになった。だってさっきからオレのこと見てたでしょ、、、。けど、まっそこは笑顔で
“ so...do u know any hotels around here where i can stay...? I have no place to stay tonight..”
話すうちに、このおじさんはこの巡礼宿のマネージャーらしい。15分くらいそのおじさんの身の上話を聞いて、
“ ...ok...i wana talk to u more but i gotta go now...I dont wanna sleep outside...”
と行こうとすると、
“ wait, wait, my friend...”
ん? なんだ?
“Do you want to stay here? ”
一瞬耳を疑ったけど、
“ Really!? OF COURSE!! Is it possible? Are you sure? ”
あまりにもびっくりして何回も聞いてしまった。信じられなかったけど、どうやら本気で言ってるみたいだ。
だって、今までインドで自分が泊まったことのあるどんな宿よりも高級なのは一目瞭然な、立派な建物だもん。
良かったー!よかったー!ヨカッター!
生きてて良かったー! あぁ、オレはなんて幸せ者なんだ!
おじさんは、“ You are good man...i trust you...” と言って、オレのことを信じてくれた。 そして、最後に
“ Will you forget me when you go back to Japan ? ”
これを聞いた時、本当に涙がこぼれそうになった。 今でもそのピュアな瞳と微笑みは忘れることができない。けっこう年配、といったら失礼だけど、その年になってもあんなに輝いた笑顔を見せられて、とがっていた心は一瞬にして丸くなった。
そして、部屋に通されると、エアコンにキングサイズのベッドに温水シャワーに新聞に至れり尽くせり、、、でもおじさんは決してお金を受け取らなかった。
かっこよすぎる、、、。
旅の醍醐味は人との出会い。
毎日同じことの繰り返しの普段の生活の中で、このように知らないおじさんと出会ったその日に仲良くなって、涙が出るほどに心を打たれることなんてことは、あまりない。
自分からしてみれば、おじさんはこの旅の中でもほんの1日、その中でも何時間しか一緒にいない人。またおじさんからしてみても、オレは旅人で、同じくほんの少しの間しか一緒にいれない。
だからこそ旅先で会う人との時間は濃縮されるのかもしれない。その瞬間しか一緒にいれないのだから、、、。
あぁ、あのおじさんげんきかなぁ、、、。
I will never forget about you...
Time flys like an arrow....
前回のインド日記から、早1ヶ月、、、。 どこまで書いたのか見てみたら、アラっ、まだ3日目なのね。 まぁ、その分濃い3日間だったし、ネタもたくさんあったからね。 ペースを上げて行きましょう!!
隣の席に座ってる牛乳瓶のソコ眼鏡のおやっさんタバコの煙と道路のホコリにまみれて、バスに揺られること8時間。
その間休憩1回。
あまりのでこぼこ道に天井に頭をぶつけること3回。
標高1,100mから3,000mへ。
気温40度から15度へ。
暗くなってからだいぶ経つけど、今どこにいるのか、隣のオヤジに聞いても帰ってくるのは笑顔とヒンディー語だけ。
いつになったらこのスポンジのヘタレた硬い椅子から解放されるのか、、、。お尻はとっくにしびれて感覚がなくなっている。
路は続くよどこまでも、、、 |
インドの旅で、どこかに移動する時、その町に着いてまず最初にすることは、宿探し。 前もって予約したことは一度もない。この宿探しが結構大変だったりする。
まずどこに宿があるのか探さなければならない。 ヘタにリキシャやタクシーに乗ると、勝手にそいつと繋がっているとこに連れて行かれる。そのお店や宿からマージンをもらうためだ。
宿を見つけたら、お次は部屋を見て値段を交渉だ。 なるべく安宿を探すことになるんだけど、長い時間かけて移動して疲れている時に、何件も回っても満室ばっかりだったり、良いのがないと、今度は自分との戦いになってくる。 心折れるか折れないか、、、。 引き際が肝心。
到着が真夜中だったりすると、さぁ大変、、、。
なので、基本的に夜に着かないように計画するんだけど、もうコレ完全に夜になってマス。
ここでちょっと話は脱線、、、話は前回の旅に飛び、、、デリーからリシュケシュに向かう時、電車で行くことにした。 ハリドワールという町で電車を降りて、そこからバスかリキシャに乗り換えなければいけない。
最初はその日のうちにリシュケシュまで行く予定でいたんだけど、電車で隣の席のおじさんに、
「ハリドワールは聖地だから、どうせなら一泊して見て行った方がいい。宿は巡礼者のただで泊まれるところがたくさんあるから大丈夫だ。オレが案内してやる。」
と、言われ、純な僕は、うーん、それも面白そうだ、と予定変更旅は道連れ。ハリドワールで1泊することにした。
やっぱり旅は、予定を決めない方が面白い。その時その場で出会った人と流れに乗って、あ〜あぁ〜川の流れのよ〜ぉに〜、、、。人生もまた然り。
電車を降りて、そのおじさんと駅の外に出ると、リキシャ(チャリ)のオヤジに何やら言っている。
「このリキシャに乗って行けばダイジョウブ! 巡礼宿まで行ってくれるから。」
と行って、おじさんはどっかに消えてしまった。
リキシャに一人残されたオレ、、、。
なるほどね、こういうことね、やっぱりね、、、インドだね、、、。
ん〜どうしよう、、、。
もうなるがままになるしかない! 分かったよ! 行ってやるよ! ここで引き返すのも何か負けた気分で悔しすぎる。
リキシャはお土産屋の並ぶストリートを抜け、この町のメインの場所と思われるガンジス川の近くまで来た。 おっ、このへんかな?と思うと、速度はゆるまず、どんどん町の奥の方へと進んで行く。
でも道沿いには宿らしき建物がたくさん並んでいる。ダイジョウブでしょ。
ま、パターン的に言えば、今チャリをこいでるリキシャマンの知り合いの宿に連れてかれる感じだろう。
なるほどね、こういうことね、やっぱりね、、、インドだね、、、。again...
と思っていると到着。
リキシャを降り、重いバックパックを背負い、レセプションに行くと、
“No foreigners”...(外人お断り)、、、の一点張り。
、、、ん? 違うパターン?
しょうがないから、他の宿を教えてもらいそこに行くことに。
今度はレセプションにたどり着く前に
“No foreigners”...の張り紙、、、。
一か八か突っ込んだものの、次の宿へ、、、。
3軒、5軒まわるものの、完敗。どうやらここら辺の巡礼宿は外人は泊まれないらしい。
あぁ、あそこで意地張んないで、引き返しとけばよかったなぁ、、、。どうしよう、どうしよう、、、。野宿はやだなぁ、、、。でもここまで来たのに引き返したくない。
日も落ちてきて、気分も一緒に落ちてきた。 はぁ、オレって、、、。 でも泊まれないなら引き返すしかないかぁ。
通りかかるすべての宿に入り、
“Do u have a room? im lookin for a room for tonight...”
いくつかアタックしたものの連敗を記し、受付に誰もいない巡礼宿の門の前の道ばたに一人座り込んでちょっと一息。 どよ〜ん、、、。背後には縦線が何本も入ってる感じ、、、。
ふぅ、、、。 、、、、。 、、、。 アーオレコンナトコデナニヤッテンダロウ、、、?
“ Hello friend... ”
ん? オレここには友達いないよ、、、。と思いながら、後ろを振り返ると、門の前に椅子を出して座ってるおじさんだった。 さっきからオレが断られてるのを道路の反対側から見てたおじさんだ。
“ Hi, Namasute ji...how r u? ”と答えると
“ Where r u goin? ” ときた。
そんなの知らねーよ、見ればわかんだろー! と思いつつも、
“ i dont know yet...”
するとここら辺の宿は巡礼者専用で、インド人以外は泊まれないということを言っきた。
そんなの知ってるよ!!だからここにいるんだよ!!! と、!!!が10個くらい付きそうになった。だってさっきからオレのこと見てたでしょ、、、。けど、まっそこは笑顔で
“ so...do u know any hotels around here where i can stay...? I have no place to stay tonight..”
話すうちに、このおじさんはこの巡礼宿のマネージャーらしい。15分くらいそのおじさんの身の上話を聞いて、
“ ...ok...i wana talk to u more but i gotta go now...I dont wanna sleep outside...”
と行こうとすると、
“ wait, wait, my friend...”
ん? なんだ?
“Do you want to stay here? ”
一瞬耳を疑ったけど、
“ Really!? OF COURSE!! Is it possible? Are you sure? ”
あまりにもびっくりして何回も聞いてしまった。信じられなかったけど、どうやら本気で言ってるみたいだ。
だって、今までインドで自分が泊まったことのあるどんな宿よりも高級なのは一目瞭然な、立派な建物だもん。
良かったー!よかったー!ヨカッター!
生きてて良かったー! あぁ、オレはなんて幸せ者なんだ!
おじさんは、“ You are good man...i trust you...” と言って、オレのことを信じてくれた。 そして、最後に
“ Will you forget me when you go back to Japan ? ”
これを聞いた時、本当に涙がこぼれそうになった。 今でもそのピュアな瞳と微笑みは忘れることができない。けっこう年配、といったら失礼だけど、その年になってもあんなに輝いた笑顔を見せられて、とがっていた心は一瞬にして丸くなった。
そして、部屋に通されると、エアコンにキングサイズのベッドに温水シャワーに新聞に至れり尽くせり、、、でもおじさんは決してお金を受け取らなかった。
かっこよすぎる、、、。
旅の醍醐味は人との出会い。
毎日同じことの繰り返しの普段の生活の中で、このように知らないおじさんと出会ったその日に仲良くなって、涙が出るほどに心を打たれることなんてことは、あまりない。
自分からしてみれば、おじさんはこの旅の中でもほんの1日、その中でも何時間しか一緒にいない人。またおじさんからしてみても、オレは旅人で、同じくほんの少しの間しか一緒にいれない。
だからこそ旅先で会う人との時間は濃縮されるのかもしれない。その瞬間しか一緒にいれないのだから、、、。
あぁ、あのおじさんげんきかなぁ、、、。
I will never forget about you...
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3 件のコメント:
一期一会。いい出逢いに恵まれて良かったですね☆
積み重ねた良い行いのおかげですね(^人^)
それとゴームク!行って来たんですねー!
うらやまし~ (((o(*゚▽゚*)o)))
あれ??でも1人?
成瀬ヨーガのツアーとは別??
続きをぜひ♪
私も10月にリシケシまで行って来まーす♪
ついに夢のゴームク行ってきたよー!
成瀬先生に同行させていただきました!
忘れられない修行の旅になったよ
幸子ちゃん、来月行くの!?
素晴しい旅になりますように!!
ありがとう(^人^)
プチ修行してきます ( ´ ▽ ` )ノ
ゴームクの写真スゴイですね!!
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