開催二日前の話だ。
僕も今月のWight Rock Meetingはどうするのか気になっていたところだったけど、未曾有のディザスターの後で、連絡もなかったので、今回は延期なのだろうと思っていた。
こんな状況だし、あえてコッチから聞くこともしなかった。
こんな状況だし、あえてコッチから聞くこともしなかった。
このスーパー・ディザスターが起こり、ただでさえ日本中がパニック状態の中、大好きなおばあちゃんが亡くなり、トースケとしても悩んだことだろうと思う。
今回の大事件は、地球も揺れたが、僕の心も相当に揺れた。
自分の弱さが見るも無惨に露呈して、その自分に呆れてさらに「俺、、、なにやってんだ、、、???」とgoing downのスパイラルに、渦の中に巻き込まれてしまった、、、。
ただでさえ自虐的傾向があるので、さらに加速度的に沈んで行った。
ただでさえ自虐的傾向があるので、さらに加速度的に沈んで行った。
今振り返ればいやはや情けない限り、、、。
あまりにも情けなく、人に言うのも恥ずかしくて、穴があったら入りたい、、、。
地震の翌朝、近くに住む友達が心配して様子を見にきてくれた。いつも僕のことを気にかけてくれている古い友達。
彼いわく、とにかく原発がヤバいから、今すぐにでもここを離れた方がいいらしい。
そして原発問題に詳しい人が近くに住んでるから話だけでも聞いた方がいい、ということで寝起きのまま連れて行ってもらった。
その日のうちにその友達は家族を連れて、子供の健康を考えて、南に避難するという賢明な判断を下した。その決断力とその早さには頭が下がる。
その他にも僕の周りでは避難する人が続出した。
とにかく今は、政府が国民をパニックに陥らせないように情報をコントロールしているいつものパターンだろう。
東京がパニックになって出られなくなる前に出た方が良さそうだ。
後になってから、取り返しがつかなくなってから、謝まればいい、というのが常套手段になっている政府を信用しちゃダメだ!
放射能はヤバい。
海外の友達からもたくさんの連絡があり、とにかく東京を離れろ!と言う。
それを聞いてパニックになったのは僕だ。
これ、思ってる以上に、まじヤバくね!?
ひとまず逃げるつもりで荷物をまとめ、実家に帰り、親の実家の九州にひとまず逃げよう、そこで様子を見よう、何もなかったら戻ってくればいい。
何か起こる前に、パニックに飲み込まれる前にひとまず離れよう。
そう親に話すと、そこにはものすごい温度差があり、ぴくりとも動く様子がない、、、。
さて困った。
両親は僕だけでも逃げろ、と言う。
一瞬迷った。
そして迷った自分に腹が立った。
でも、でも、でも、、、。
放射能ヤバいでしょ、、、。
どうしよう、、、。
ウジウジしてる自分にまた腹がたった。
そんなこんなで何日かが無意味に過ぎた。
ふと周りを見渡すと、そこには早く日常を取り戻そうと一生懸命頑張っている人たちがいる。
被災者のために身を捧げて援助している人たちがいる。
日本のために命を懸けて放射能に立ち向かっている人たちがいる。
世界中の人たちが日本のために祈りを捧げてくれている。
家族、家、仕事、責任、役割、やるべき事があり、逃げ出すことなんて思いもつかない人たちがいる。
なのに俺は一体どこに逃げようとしているのか、、、???
今日本が一つにならなければ行けない時に、お前は何トボケたこと言ってんだ!!
気付かせてくれたのは、被災者に物資を提供するため、自分にできることから始めるしかない!と動きだした親友tsucameraの姿だった。
俺らにしかできないことは何か?
焦らなくていい。
何もできていないと、自分を責めなくてもいい。
絶対に自分にしかできないことがあるはずだ。
それが見つかるまで、ジャケット羽織って暖房をつけないだけでもいい。
パンを買うのをやめるだけでもいい。
今日はビールを我慢するだけでもいい。
おつりをチャリンとレジの横に入れるだけでもいい。
心の中で祈るだけでもいい。
どんなことでもいい。
一番大切なのは、まず自分が元気になること。
元気のない人から元気はもらえない。
日本を元気にするには、まず自分が元気にならなきゃダメだ!
Man in the Miller
鏡の中の自分から
もし日本を元気にしたいなら
鏡の中の自分に問いかけよう
今までの自分を変えてみよう
どんなことでも楽しんでやれるよう
自分を変えていこう
もし日本を元気にしたいなら
木曜日、Wight Rock Meetingに行って、地震以来会っていなかった仲間たちや、初めてあった人たちの、ピースフルで元気で、みんなで一つになって何かやろう!日本を建て直そう!と目が輝いている顔とその姿を見ることができた。
乾燥してひび割れた大地が恵みの雨を吸い込むように、僕のすさんでいた心はみんなのポジティブ・バイブで潤い、励まされ、今こうやって生きていることに心の底から感謝の気持ちが湧き上がってくるのを感じた。
この活かされてる命をどのように、、、俺はただただ本当にlucky oneだ。
今こうやって息をしている。
生きている。
今困難な状況を強いられている人たちのために何かしたいと、ものすごく突き動かされた。
今こうやって息をしている。
生きている。
今困難な状況を強いられている人たちのために何かしたいと、ものすごく突き動かされた。
まずは、目の前にあるできることから。
そこが大きな川の源流になるように、ここから大きな流れを、みんなと一緒に作っていけるように、何かできたらと思う。
人のためにやる、だなんて偉そうなことじゃなくて、まずは自分が元気になるために、、、。
地震以来blogを書く元気さえ起こらなかった僕に、気づきを与えてくれたみんなに感謝です。
そして、今、厳しい冷え込みの中、飢えと戦いながら、放射能の脅威と戦いながら、孤独と不安と悲しみと戦いながら、一生懸命再建しようと頑張っておられる被災者の方々の健康と安全、一日も早い復興を心より願っています。
Let's take action to reconstruct JAPAN!!