12/22/2011

SURF YOGA の始まり

来年から、「サーファーのためのヨガ」をテーマに、定期的にクラスを開催します。 

その名は、、、

“ SURF YOGA ”


いきなり手前味噌になりますが、高校生の時にサーフィンに出会い、それ以来ずーっと
サーフィンだけは続いています。

これまでに何度も壁にぶつかり、なんとか乗り越えて来たのですが、ちょうど10年目の頃に大きな壁にぶち当たりました。

全然上達しない、、、。

そんな時にヨガとの出会いがありました。

まず足までしびれるくらい悪かった腰痛が治り、ビックリしたのを覚えています。

そして、サーフィンがどんどん変わっていきました。

乗り方自体も変わりましたが、サーフィンに対する意識というか、捉え方が変わりました。それまで、ガツガツやっていたのが、無駄な力が抜けた感じです。

これは大きな変化でした。意識が変わったので、サーフィンも自ずと変わったのでしょう。

どんな波でも、どんな板でも、もっと楽しんでやれるようになりました。

「楽しんでやる」

これが一番の上達のコツです。

ヨガをやっていると、考え方やものに対する捉え方が、もっとポジティブになっていきます。

これはサーフィンだけではなくて、人生そのものを豊かにしてくれます。



このような自分の体験を踏まえ、サーファーの視点、立場から、サーファーのためのクラスを開催することにしました。



サーフィンの上達には、バランス感覚を養うことがとても重要です。

そのためにはまず身体のバランスを整える必要があります。


サーフィンをやっていると軸足が常に決っているので、身体のバランスが偏りがちになります。その他にも様々な要因で、骨盤や骨格が気づかないうちに歪んでいる可能性があります。


それを修整するためには、自分の身体のどこに偏りやクセがあるかについて、まず「気づいて知る」ことがキーポイントです。


アーサナ(ポーズ)

ヨガのポーズをとっている間は、身体のバランスや左右差、筋肉や筋の状態などを、身体の内側から細かく観察しながらチェックしていきます。

ヨガとストレッチの大きな違いはここにあります。

ストレッチは身体を動かすだけですが、ヨガは自分の身体の隅々まで意識を向け届かせていくので、自分の身体のコンディションを常に把握することができます。

さらに、前屈、反らし、ひねり、バランス、逆転、関節系のポーズをバランス良く組み合わせて行なうことによって、歪んだ骨盤や骨格が自然と修整されていきます。

そして、関節が柔軟になることで、血行も良くなり、怪我や故障が治るとともに未然に防ぐことにもなります。


呼吸法  


大きい波に乗るということは、同時に大きい波にも巻かれるということです。

水の中では当然、息はできません。

そこで、呼吸法で呼吸のコントロール能力を身につけることは、サーフィンをやる際に非常に役立ちます。

波に巻かれ呼吸が乱れても、すぐに整えることができるので、体力の消耗を防ぐことにもなります。さらに息が長くなるので、波に巻かれることに対する恐怖心からも開放されます。

呼吸をコントロールするには、集中力、細かな観察力、挫けない精神力、胆力、粘り強い忍耐力などが必要ですから、呼吸法を練習することによってこれらの要素も自然と身についていきます。メンタル的なトレーニングにもなります。

海に入っている時は、その時の精神状態がそのままサーフィンに出ますから、メンタルの強化も大変重要なファクターのひとつです。 

メディテーション(瞑想) 

サーフィンはイメージがとても大切です。イメージできないことは、海の上ではできません。

ほとんどのサーファーがビデオを何回も繰り返し見て、イメージトレーニングをしていると思います。

そこで瞑想が大変役に立ちます。目を閉じて「観想」することにより、より鮮明にイメージできるようになるので、更なる上達につながります。



その他にも、ここでは書ききれないくらいたくさんのことありますが、皆さんと一緒にシェアできたらと思っています。

日程などの詳細は、決まり次第アップしていきます。

もちろんサーフィンをされない方でも大歓迎です。

ぜひぜひ一度ご参加下さい!!


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12/14/2011

バガヴァッドギーター

最近、面白いゴロ合わせ日時が続いています。

つい先日は、’11.11.11 

そして昨日は  '11.12.13  でした。

お昼にお弁当を食べながらそれに気づき、、、よし!11年12月13日14時15分16秒絶対見よう!と堅く決意したのですが、結局思い出したのは、家に帰ってお風呂の中。

、、、。

ま、いたしかたなし。

次は100年後。 生きてるかなぁ〜。 可能性は無きにしもあらず、、、。

さて、先日、「ヨーガ教典」「続・ヨーガ教典」を読み(コチラ)ヨーガについての理解が以前よりほんの少しではありますが、深まったと思い込んでいるワタクシですが、、、

やはり、流れというものは存在しているようで、この2冊を読み終わると同時に、今度は。

バガヴァッド・ギーター

天から降ってきた!!


この本は、前から本当に読みたいと思っていたし、ヨーガをやるなら読まなければいけないと思っていた本。ヒンドゥーでは、最も重要な聖典の一つです。

それも、石井さん a.k.a. 波乗陀仏を通じて、ご縁が繋がり送って頂いたのです。これには何か摩訶不思議な何かというか、Universal forceとでも言うべきものが働いているとしか思えません。このご縁といい、このタイミングといい、そしてひも解いて読んでみると、まさに今の自分に必要なものだったので、本当に感謝です。

Sさん本当にありがとうございます。


さて、このバガヴァッドギーターですが、クル軍とパンドゥ軍が対峙しているところを見渡しながら、ビシュヌという神様の化身であるクリシュナと、パンドゥ家の第二王子アルジュナとの間の問答が書かれています。

読んでいると、あまりにも壮大な宇宙観に、自分の考えていることなんて本当にホントにちっぽけで、なんでこんなことで頭を悩ませているんだろう、、、と笑うしかなくなってしまうのですが、この中にある数々の力強い言葉からは、それこそ文字を通して、宇宙のエネルギーが身体に注入されてくる感じがします。

もうすでに2回読んでしまいましたが、今は3周目に入り、波線と波マークの入っているところを読んでいるところです。読む度に気づかなかったことが出てくるので、この聖典の奥深さに感銘せざるを得ません。おそらく毎回違うことが入ってくることになりそうです。

面白いもので、たったの2週間の間に、前に線を引いたところが、次読むと何でこんなとこに線を入れたんだろう???なところがあったり、線が入ってないところが、ものすごい発見だったり、心というものは常に変わり続けているのがこれからだけでも分かります。

ショウペン・ハウエル大先生は、『読書について』の中で、「熟考を重ねることによってのみ、読まれたものは、真に読者のものとなる。食物は食べることによってではなく、消化によって我々を養うのである。」とおっしゃっておられますが、この本はまさに、何回も読んで熟考を重ねることによって、精神の糧になるのだと思います。

宇宙の営みについて、輪廻転生とは、生とは、死とは、魂とは、心とは、解脱とは、ヨーガとは、ヨーギー(ヨーガの修行者)のあるべき姿とは、真理とは、アートマン(自己の本体)とは、ブラフマンとは、カルマとは、神界とは、物質とは、精神とは、悟りとは、、、


ここに書き出したいことが多すぎて、何をどう書いていいのか分かりませんが、そのなかの少し紹介すると、、、


ヨーギーがヨーガを実修して
物欲 肉欲をことごとく追放して
心の動きを統御してアートマン(真我)に定住したとき
彼はヨーガを完成したと言える

風のないところに置いた燈火が
決してゆらめくことがないように
心を支配したヨーギーの瞑想は
アートマン(真我)に安定して微動もしない

心の性質は頼りがたく 揺らぎやすい
いつ いかなることにも動き 彷徨う
ヨーギーはこれを断固として引き戻し
真我の支配下におかなくてはいけない

たえず動きさわぐ心を制御するのは
たしかに難しいが
不断の修練と離欲によって可能だ


これは、ヨーガ・スートラの始まりと同じですね。

「ヨーガとは心の作用を止滅することである。」



つねに心は変化し続けています。コロコロと、、、だからココロと言うらしいですが、これをコントロールするということは、魂をコントロールするということ。ということは自分の生命、「死」をコントロールするということに繋がっていきます。

自殺ではありません。自分を殺すのではなくて、人間としての勉強をすべて終えた時に自分で死をコントロールして死を迎えるのです。それが解脱です。

何万何億回と生死を繰り返してきたことに、自分で終止符を打つこと。ということは、生まれないので死なない。それが不老不死、永遠に死なないということ。

う〜ん、奥が深いですね。僕にはまだまだまだまだ修行が足りなさすぎますが、永遠の命を得るために、、、日々精進ですね。

ま、僕なんかのレベルでは、インド5千年の叡智がこんなレベルでしか紹介できないので、これ以上悪あがきは止めておきますが、ぜひ一度読んで頂きたい本の一つです。

ご購入はコチラ から

 OM

Shanti
Shanti

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12/09/2011

シェアメイト募集

少し前に、GRSAにはひとつ空いている部屋があることをチラッと書いたことがあります。(コチラ



今までは、あまりオープンにそのようなことは書いていなかったのですが、最近、ここのスペースが空いているのがもったいなく感じています。

せっかく、気持ちのいい空間と場を持ち合わせていて、海の目の前という素晴しい環境なのに、空っぽになっているのはもったいないです、、、ホントに。

そこで、GRSAがどんな場所か、少しご紹介!

このカッコいい写真達は、 栗木隊 のカメラマン、tsucamera によるものです。ツークン、ありがとう!!

夕方1Rの前に、、、

beautiful sunset

Yoga in the moonlight...




night version

beginning of the day
dazzling sunrise...

GRSAでは、一緒に時間を共にして、波乗りしたり、ヨガしたり、イベントを企画したり、一緒に愉しいことをして行こう!というシェアメイトを募集しています。
ここを舞台にして、一緒に新しいものを創り上げていきたいと思っています。

今から、海の近くに住むことを考えている人や、海との暮らしがどんなものなのか経験してみたい人、波乗りやヨーガを真剣にやってみたい人、ここに住まなくとも海の近くに拠点が欲しい人、、、などなど、他にも色々な方がいらっしゃると思いますが、男性でも、女性でも、カップルでも、ご関心があればお気軽にご連絡下さい。
もしお友達でそのような方がいれば、教えてあげてみてください。


個室 ¥40,000〜 / month
ドミトリー ¥30,000 / month
(共に家具付き、光熱費込み)
即入居可できます。

人数や条件により、応相談します。

まずは一度見に来てください!

ご連絡楽しみにお待ちしています!

メールは コチラ
携帯は 090-8817-7064  (KAORU)


Let's enjoy ocean life and have fun together!!



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12/05/2011

始まりと初めてと明日までにしようかな



今日から、鵠沼の閑静な住宅街にある、IVY HOUSEでのヨガクラスが始まりました。


地図



閑静な住宅街にひっそりと
ドアを開けると、、、



今日は、天気もとても良くて、暖かい日差しが気持ちのいい一日でした。

small wave but such a beautiful weather

ここを管理している、シンガーソングライターの Sachiko さんと今日は色々話せて、ここで教室をやれることに、あらためて本当に感謝です。

今日は、The Onions というユニットでライブだそうです。





向いている方向が同じというか、自分の感覚で感じることをとても大切にしている人なので、話していて、「あ、それ、わかる、わかるー!」という調子で、話しがどんどん弾み、楽しい時間を過ごせました。

この先の IVY HOUSE でのクラスが本当に楽しみです。

皆さん、ぜひご参加ください!


DATE

月曜日
・10:30〜11:45
・14:00〜15:15
・18:30〜19:45
・20:00〜21:15  
※第5週目(毎月29、30、31日)は、休講です。


予約の必要はありません。 そのままお越しください。

PRICE

4回チケット 6,500円(2ヶ月間有効)
6回チケット 9,000円(2ヶ月間有効)
ドロップイン 2,000円

初回体験 1,000円+レンタルマット無料

レンタルマット 100円 (数に限りがあるので、お持ちの方はご持参ください。)

※満腹時を避けて、直前のお食事は控えてお越し下さい。
動きやすい服装をお持ち下さい。




そして、もう一つの初めては、、、

GRSA クラスのある毎週木曜日は、プチ断食Dayにしているという話しは前に書きましたが、コチラ
今回はそのまま今日まで5日間の実験中です。
これがもう一つの初めて。

といっても、実際にやってみると、自分が鈍感なのか、うぉ〜ヤベー!というようなことはなく、、、

でも、感覚は冴えているというか、五感が敏感になっているのは、普段と大きな違いです。
そして、前回に気づいたこと、プラス ■ が増えたので書いてみます。

■ ヒゲが伸びるのが遅くなる。

おもしろいでしょ!? そうなんです、ヒゲを剃ろうとしたら、全然伸びていない、、、。


■ 鼻が効く。

僕は、小さい頃から蓄膿症で、嗅覚がほとんどありません。8年前に手術してからは、鼻づまりは治りましたが、嗅覚はあまり戻っていません。
ですが、今、匂いを普段より敏感に感じています。う〜ん、これは面白い!!

ついでに鼻つながりでもう一つ。

■ 逆立ちしても鼻がつまらない。



前に逆立ちのことを書きましたが(コチラ)、僕は鼻がわるいので、逆立ちしてしばらくするとすぐに鼻が詰まってきてしまうのですが、それが全然詰まってこないのです。
逆立ちをしていて、いつも越えられない時間があったのですが、いとも簡単に越えてしまいました、、、。

鼻水というのは、老廃物ですから、やはり、食べなければ老廃物も出ない、、、というわけですね。そりゃそうか、、、。

■ 聴覚も敏感になる

瞑想法のひとつに、「ナーダ行法」というのがあります。聞こえてくるあらゆる音を積極的に聴き取っていく、ということをやります。
先日読んだ「ヨーガ教典」(コチラ )の中でも、このナーダが非常に重要視されています。
特に身体の内側から聞こえてくる音ですね。
普段そのように意識しながら音を聴くということをしたことのない人には、とても面白い経験になると思います。
高い音から低い音、小さい音大きい音、本当に面白いんですね、これが。

で、今、ワタクシ敏感になっているので、とても楽しんでます。

■ 自分のまわりがスローになる、というか、ピースな感じに包まれる。

ですので、ワタクシ、これを書いている今、メッチャ shanti (peace) な感じでございます。

■ 意外と空腹感が襲ってこない。

何ででしょうか? 慣れなんでしょうか?

■  より深い集中状態に入れる。

ヨガをやっていて感じることです。今まででもあまりないくらいに集中できます。
これも興味深いですね。

■ アーサナ(ポーズ)がより深く組める。

普段届かなくて組めないアーサナや、難しいアーサナに近づく感じです。というのも余計な脂肪が無くなった分、届きやすくなるからだと思われます。

■ 普段人間は、どれだけ食べるという行為に縛られているか、身体で納得できる。

■ 普段食べ過ぎていることに気付く。

食べていないと言っても、3日目と今日、ウイダーインゼリー系のものを一つずつは入れました。あとは、豆乳ときな粉とお砂糖を入れた紅茶だけです。

その間、レッスンもしているし、サーフィンもしているし、普段と同じ生活ですが、全然いけるということは、普段もっと少ない食事で足りるということですね。

身体が無駄なく食べ物からエネルギーを摂取できれば、今の半分の量で、いや、ほとんどの人はもっと少ない量で生きていけるはずです。

内臓を休ませてあげるということは、内臓を使わないということですから、たまには一日くらい食べない方が、内臓にはいいのです。 食べる量を減らすだけでも、だいぶ違うと思います。

仕事も週に1回ぐらいは休まないと、疲れてストレスになるのと同じですね。

ヨーガをやっていると、自然と食事も変わってくるし、呼吸法ではプラーナ(生命の根源的なエネルギー)を取り入れられるので、食事の量も減ると思います。

象や牛などの身体の大きな動物が肉を食べなくても大丈夫なのは、プラーナを草から取り入れているからでしょう。ですから人間も「肉を食べなければ栄養失調になる」なんていうのは、僕は全く信じません。

それは、小さい頃から教え込まれてきた、ただの知識に過ぎません。


自分の身体で実際に感じて、体験したことだけが、真実です。

脳みそに植え込まれた知識を取っ払って、常識を超えて(非常識ではない)、自分の体験で真実に近づいて行くのがヨーガであり、瞑想なのだと思います。



今回やってみて、思ったことは、満腹より空腹でいる時の方が、イイことが多いということ。

これを実際に体験して、身体で理解できたので、ちょっと価値観変わりました。

ま、ざっと、こんな感じかなぁ、、、きりが無くなってしまうので、ここら辺で。


このままもっと続けていけそうですが、無理はよくないし、ヨーガの教典の中には、断食はするなと書いてあるところもあります。

ひとまず今回は明日の朝までにしよう、かな? と思います。

ここで調子に乗るとね、、、いつものように、、、。


で、Break Fast は何にしよっかなぁ〜?



って、オイ! 相変わらず食べること考えてます(笑)


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12/02/2011

SURYA YOGA BLOG START



ついに来週月曜日から、鵠沼CLASS も始まることになり、 GRSAでの東浪見CLASS 、その他のスタジオでの担当クラスや、イベント情報など、SURYA YOGAとしての活動の情報をお知らせするためにも、新しくブログを始めることにしました。


SURYA YOGA BLOG


この Sub Kuch Milega と合わせて、ブックマークしていただければ幸いです。

今後精力的に、ヨーガ教室やイベントを開催していきますので、何卒宜しくお願い致します。



SURYA GIRI
井上馨



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12/01/2011

SURYA YOGA ウィンター・キャンペーン




早いもので、今年も残すところ30日。

今年は、未曾有の大震災が起こり、それは今までの価値観を一変させてしまうような出来事でした。

人生をかけて築き上げてきたものが、地球がちょっと身震いしただけで、一瞬のうちにすべて無くなってしまう、、、。

でも無くなるのは、物質的なものであって、私たちの精神は在り続けます。

物質的なものは、私たちの肉体を含め、すべてがいつかは無くなります。ですから、いくら物質的に豊かになっても、それが精神的な豊かさや幸福に繋がることはありません。

僕は、今日本の多くの人の価値観が変わりつつある転換期が始まったと感じています。

精神的な幸福を得るための一つのツールとして、インドで5千年もの間受け継がれてきたヨーガがあります。

5千年もの間、困難な時代を乗り越え、途切れることなく続いてきたわけですから、そこには今の世の中を生き抜くためのヒントが散りばめられています。宝の山です。

そんな宝の山のヨーガを一人でも多くの方とシェアしたい、そしてヨーガというものを知るきっかけになっていただければ、これ以上の喜びはありません。

そこで、GRSA の SURYA YOGA 教室では、ウィンター・キャンペーンを行なうことに致しました。

期間中は  1クラス  1,000円  です。


更に、タイムスケジュールも夜のクラスを増やし、日曜日の朝のクラスの時間も変更します。

お友達お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい!!



変更箇所は水色で表示してあります。

日  時
※開講日に関しては、ブログページ右にあるカレンダー、もしくは、コチラを合わせてご確認ください。




GREEN ROOF SURF ASHRAM  地図


住所 : 千葉県長生郡一宮町東浪見7497-3


料  金
1クラス  1,000円

初回は無料で体験できます。

定  員

 8名  

※スペースに限りがあるため、予約されている方を優先させて頂きます。
申し込み
■ お申し込みフォームから   [コチラをクリック]


■ メールから   [コチラをクリック]
  申し込み時/必要事項
 ・参加希望日
 ・参加希望時間/朝・昼・夜
 ・参加人数
 ・参加希望の方のお名前
 ・ご連絡先 [ 当日連絡のとれる電話番号 ]



■ お電話から
携帯 : 090-8817-7064  ( 担当:KAORU )
備  考
満腹時を避けて、直前のお食事は控えてお越し下さい。
動きやすい服装をお持ち下さい。
ヨガマットをお持ちの方は、各自ご持参下さい。





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鵠沼 CLASS スタート

 SURYA YOGA 鵠沼CLASS が、 来週の月曜日、12月5日からスタートします。

シンガーソングラーターの Sachiko さんから声をかけて頂き、鵠沼海岸にある、IVY HOUSE で教室をさせて頂くことになりました。

鵠沼は、僕が高校生の頃、学校前に始発で海に来て朝練していたビーチで、僕のサーフィンのルーツはここにあります。

そんなところでヨガ教室をできるなんて夢のようです。

ぜひぜひ一度、ご参加下さい。


 クラス詳細





SURYA YOGA [スーリヤヨーガ]で行なうヨーガは、ハタ・ヨーガです。


ヨーガの大きな目的の一つは、「自分を知ること」です。


健康法や、美容、ダイエットとしての効果も大いにありますが、
 

自分の心と身体を内側から細かく観察して、「自分を知る」ことによって、
 

自分の身体や感情、マインドをコントロールできるようになっていきます。
 

アーサナで身体を、呼吸法で呼吸を、瞑想で心のバランスを整えていきます。
 

まずは、自分と向き合うことから始めましょう!!
 


内容は、準備運動、アーサナ(ポーズ)、太陽礼拝、呼吸法、瞑想・集中法の練習です。

アーサナは、たくさんあるアーサナの中から、毎回バランス良く組み合わせて行います。

初めての方や、身体の硬い方でも、安心してご参加下さい。




日  時
 月曜日

朝 10:30〜11:45
昼 14:00〜15:15 

夕 18:30〜19:45  
夜 20:00〜21:15

会場は15分前です。
予約の必要はありません。そのままお越しください。

※第5週目(毎月29、30、31日)は、休講です。

場  所




Ivy House / アイビーハウス  (地図) 

住所 : 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡4丁目6−20 
料  金


4回チケット 6,500円(1ヶ月有効)
6回チケット 9,000円(2ヶ月有効)
ドロップイン 2,000円

初回体験 1,000円 
+レンタルマット無料

レンタルマット 100円 (数に限りがあるので、お持ちの方はご持参ください。)


備  考


満腹時を避けて、直前のお食事は控えてお越し下さい。
動きやすい服装をお持ち下さい。
 


ご不明な点や、お問い合わせはコチラまで、お気軽にご連絡下さい。

メールは  コチラ

携帯は  090-8817-7064 (KAORU)  まで




講師PROFILE

井上 馨  (SURYA GIRI)
 

2004年 八丈島で、石井秀明氏に出会い、ヨーガを学ぶ。
2005年 成瀬ヨーガグループに入会。
2006年    インドで半年間ヨーガ修行をする。
2008年 成瀬ヨーガグループ師範科に登録。
            講師としての活動を始める。
2010年 GREEN ROOF SURF ASHRAM で、
            ヨーガクラスを開講。
2011年 ガンジス川の源流ゴームクでヨーガの師である
            成瀬雅春師の元で修行し『スーリヤ・ギリ』の名を授かる。



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11/24/2011

lack of morality...

嗚呼、悲しいかな、、、

ついに、東浪見ビーチ入り口付近の川沿いのスペースが封鎖され、駐車できなくなってしまった。

にもかかわらず、駐車しているのを見ると、、、開いた口が塞がらない、、、


毎日ここに車を止めるサーファー達のマナーの悪さを見ていたので、いつかは封鎖される日が来るのは分かってはいたけど、実際にそうなっているのを見ると、残念な気持ちで一杯になる。

原因はただひとつ。

ここに車を止めるサーファー達のマナーが悪すぎる。

ただそれにつきる。

この問題は、非常にデリケートな部分を持っているので、今までブログに書くことは控えていたけど、書こうと思う。

基本的に、海沿いにお住まいの、ここで生まれ育った本当の意味でのローカルの方達は、サーファーが来ることを望んでいない。

なぜなら、サーファーが大勢押し寄せることにより、自分達の静かな生活が邪魔されているから。

確かに、サーファーが来ることによる経済効果はあるかもしれない。だけどそれ以上に、もともとあった静かな生活を邪魔されるくらいなら、サーファーなんて来なくていい、と思うのは、ごく自然で当たり前のこと。

ちょっと想像してみて欲しい。

自分の家の庭先。

夏は、朝の4時から、音楽をかけた車が押し寄せ、大きなしゃべり声や笑う声、波がいいときは叫び声、ワックスをガリガリ塗る音、バンバンとドアの開け閉めの音、盗難防止の警報機は持ち主が海から上がってくるまで鳴りっぱなし、スケボーの音、立ちション便、ノグソ、玄関の目の前や曲がり角にはみ出しての駐車、車に残った彼女はエンジンかけっぱなし、、、真っ黒で、ロン毛、茶髪、入れ墨、注意なんてしようものなら、何されるか分からない、、、。それがひっきりなしに夕暮れの7時過ぎまで続いて、そこに残ったのは、ゴミとタバコの吸い殻、、、。それでエコとか語っちゃう?

これ、家の目の前でされたらどう思います?

大げさに聞こえるかもしれないけど、 実際にここの目の前で起こってきたこと。

今年の夏、ここの裏の住民の方の家の入り口の前で、ノグソした大馬鹿者がいる。

信じられますか?

これを住民の方から聞いた時、ぶつけようのない怒りが込み上げてきたのを今でも鮮明に覚えているし、今でも考えると怒りと悲しさが込み上げてくる。

たったの、たった一人のこのようなふざけた行動のおかげで、サーファーは全員馬鹿でマナーを知らなくて、この世にいない方がいい、なんて思われてしまうのは、本当に本当に悲しい。

もちろんローカルの方も分かっています。

全部が全部そうじゃないなんてことは、、、。たった一人のマナーの悪さが、サーファーという人種全体の評価を落としていることも。

だけど、自分の庭先でこんなことをされたら、、、。怒りが込み上げてこないハズがない。

確かに、平日は東京でストレスフルな生活をしていて、週末のサーフィンが唯一の救いで、それがなかったらやってらんない、、、というサーファーは沢山いると思う。自分もそれは十分味わってきている。

たまたま、ここにサーフィンしに来て、もしかしたらここは初めてかも知れない。そんな初めて、いや、何回も来ていても、ここに住んでいるわけではないし、地元の事情を知らないのも分かる。

だからといって、週に一回しか来ないからといって、ここに来るのは次はいつか分からないからといって、もう二度と来ないかもしれないからといって、、、それにしても、あまりにもモラルが低レベルすぎる。小学生じゃないんだからさ、、、。

結果、こうやって車を駐車できなくなったり、嫌な目で見られて、サーフィンしにくい環境になってしまう。自分で自分の首を絞めるとはこのことだ。

車を止めるのが悪いと言っているわけではない。車がなければ海にも来れないし、都内から来るサーファーが落としていくお金のおかげで、潤っているところ、というかホンの一部があるのも事実。

だけど、ほんの少しの間だけ、1分でいいから目を閉じて、今自分が人の家の前でしようとしていることと同じことを、自分の家の前でされたらどう思うか、考えられる余裕があれば、、、。

この問題は自ずと解決していくだろう。

一人の行動が、その全体の行動と同じに見られる。すべては個人個人の行動にかかっている。

ひとつひとつは丈夫な鎖でも、たったひとつの弱い鎖があれば、そこで切れてしまうのと同じ。

あなたはそのひとつになりたいですか?

そのひとつになっていませんか?

もう遅すぎるといって、変えないよりは、遅すぎても変えた方がいい。

10年後には、必ず変わっているから。

変わったあなたを見て、まわりが変わり出し、全体が変わる。

まずは、自分から、、、


Man in the Mirror....



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11/12/2011

しっとりNightと教会ライブとYoga in Ivy House

先日、そのしっとりで美しい歌声とギターでいつも魅了してくれる sachiko さんのライブが、東京の片隅にある渋い大人なBar “Woodstock Cafe”であるというので、大人の世界に浸りに行ってきました。

sachiko さんは、いつもライブペイントでイベントをわかせてくれるArtist、 Amy のつながりで、震災後、下北沢で行なわれた Amy 主催のチャリティーイベント “ぬくもり” で歌っていて、その歌声とAndyさんのクラリネットで癒されて以来、すっかりファンになっています。

ここのところ、僕にも人生の転機が訪れているらしく、スゴくいいことと、スゴく大変なことが続き、その両極端のはざまで揺れながら一生懸命バランスを取っていたのですが、、、

元気もらいました。うるっときちゃいました。




光を見たよ
君の中に

世界を信じて輝いている
真っ暗な闇の中に見つけた
光る君の願い


光を見たよ
君の中に

何も恐れずに輝いている

永遠につながったこの道を
照らす君の光



そして、宮沢賢治の星めぐりの歌。この歌は知らなかったなぁ、、、。星空を好きな人と一緒に見に行きたくなってしまいました。 







そして、ライブ情報!!

来月の12月3日に、今度は根津教会で歌うそうです。



詳しくは コチラ

教会とピアノと sachiko さんの歌声、、、。気持ちよさそう〜!



ついでに、、、。

私事になりますが、sachiko さんのご協力のもと、12月から、湘南の鵠沼海岸にある、 Ivy House で、ヨーガ教室を毎週月曜日に開催することになりました!!

朝、昼、晩、と3回の予定です。 時間などの細かいことは決まり次第、UPしていきます!

湘南の皆様、SURYA YOGA ぜひぜひご参加ください!!

楽しみだなぁ〜!!


Shanti



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11/11/2011

Be in the place to realize yourself


一回しかないこの人生で、自分のやりたいことを突詰めて真剣にやるためには、自分の身を置く場所というのは、とても大切なファクターのひとつだ。

僕は、高校生以来、波乗りにすっかりハマり、ふと気づけば人生の半分はKeep Surfing していることになる。

Time flys....

思い返してみれば、10年以上、場所は変われどずっと海のそばに住んでいる。

今思えば、20代は、すべてを波乗りに費やした。もちろん仕事はしていたけれど、波乗りするためだったら、何でも良かった。寝ても覚めても朝から晩まで波乗りのこと、、、三日、いや二日海に入れないと夢を見るくらい。完全波乗馬鹿をやっていた。

そんな馬鹿がヒョンなことで Tacos Island という島に3ヶ月間行くことにした。仕事も、家も、何も決まってなくて、犬と一緒に軽自動車で乗り込んで、最初は車でしばらく生活するつもりだった。若いですねぇ、、、。

Tacos ∞ Island


それが、2年半。島マジックにかかり、、、住み着いてしまった。

ダイビングと釣りをやらない僕には、波乗りと酒を飲む以外、ナーーーーーーーーンもやることが無い、、、。

早朝真っ暗なうちに家を出て、海についてまだ暗い中、目をこらしながら沖に出て、毎日違う日の出を拝みながら波に乗って、バスが坂から降りてくるのが見えたら朝一終了、、、仕事、、、終わってから夕方真っ暗になるまで波乗り、、、温泉、、、。それを2年半毎日繰り返した。

fisherman's light and sunrise

まぁ、ある種の集中状態ですね。

千葉や東京にいたら絶対にあそこまで集中はできなかったはずだ。というか、no temptation @ all...何もないから勝手にそうなっただけなのかもしれない。もし、島が、bar や night club や cute chicks で溢れていたら、また話しは別だったかも知れない。だってCHO YM な20代ですから、、、。

そんなだから、自分の波乗りの状態にもとても敏感だった。そして大きな壁にぶち当たった。

いくらやってもうまくならない、、、。はたしてこんなとこで波乗りだけやってていいのか?

そんな時、前からうっすらと興味のあった、ヨーガが頭の中に浮かび、本土にいた彼女にヨーガの本を買って送ってもらった。

ちょうどその頃、腰を痛めて悩んでいたころで、まさにヨーガを始めるのには最高のタイミングだったのだろう。

でも本だけでは、分からないことが多すぎる。と思っていた頃に、石井さんa.k.a.波乗陀仏に初めてヨーガの手ほどきをしてもらうことになる。

そして、腰痛はすぐに治り、それだけでも涙ものだったのが、波乗りが今までとは全く違う次元へと変わっていった。まるで自分じゃないみたいに、、、。力が抜けて、柔らかく波に乗れるようになった。

波に対して力でねじ込もうとしていたのが、来る波を受け入れて自分を合わせている自分がいた。

集中状態で敏感だったというのもあるかもしれないが、それでも自分の波乗りが変化してく様子に、とても驚いたし嬉しかったのを覚えている。

その島に住んだおかげで、人生が変わってしまうほどの人との出会いがあり、ヨーガとの出会いがあり、新しい自分との出会いがあり、、、島を卒業する頃には、以前とは全く別人の自分がいた。

やはり、自分が身を置く環境で、人生のすべてが変わると言っても過言ではないだろう。

もし波乗りを真剣にやりたかったら、海の近くに身を置くべきだし、スノボーなら雪山だし、ビジネスマンとして燃えるなら、都会の中に身を置いた方がいいだろうと思う。

今、僕がいる GREEN ROOF SURF ASHRAM には、ひとつ空いている部屋がある。まわりは海と田んぼ、駅は無人駅というド田舎だけど、波乗りやヨーガをするには、もってこいの環境だ。

もしあなたが波乗りやヨーガを、真剣にやってみたいと思っているなら、ここに来てしばらく打ち込んでみるのもいいかもしれない。人生の中で、そのような時期が少しあってもいいと思う。それは、後になってみれば、人生の宝物になるでしょう。一歩踏み出してみると、そこには新しい世界が広がっているに違いない。ご連絡をお待ちしております。



If you wanna change your life...just put one step forward...that's the beginning of a new life...It's that simple!!




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11/10/2011

Yoga Sutra



何年か前に読んだこの本。


右の「ヨーガ根本教典」の中には、「ヨーガ・スートラ」と「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」という二つの教典が、左の「続」の方には、「ゲーランダ・サンヒター」と「シヴァ・サンヒター」という教典が訳されている。

ヨーガを実践するハシクレとして、やはりこのくらいの教養はなければと思い、読みなおすことにした。

何年か前に「ヨーガ根本教典」を読んでいた時、もう読み終わるというところで、電車の中に置き忘れ、その後見つからず、そのままになっていたのが、先日古本屋で再会、それも「続」とセットで格安にて購入。これは読め!ということだと思い、読みなおすことにしたのである。実は、左の「続」の方は、まだ読んでいないが、「根本教典」の方を読み終えたので、これから僕なりのレビューを書こうと思う。

「ヨーガ・スートラ」の方は、ヨーガとは何なのか、その目的、目指すところ、心とは何か、哲学、思想、心理学、修行に取り組む姿勢、注意点、最終的に目指す境地に達するまでの順序や方法、悟りの段階、 ヨーガを実践することによって備わる能力、輪廻転生について、心について、潜在意識、カルマ、客観と主観、時間の観念、、、などの解説をしている。

そして、このように始まる。





「ヨーガとは心の作用を止滅することである。」

この後、心とはそもそも何なのか、ということについて、細かい説明が綿々と続いていく。

そして、その心の作用を無くするためには、何をすればいいのかが、説かれている。

読んで出た僕なりの結論は、ヨーガとは自分の心を完全に知りつくして、コントロールすることだ、ということ。ただのストレッチとは全く内容が違うのである。



いくつかかいつまんで挙げると、

一・一二  心のさまざまな作用を無くするには、「修習」と「離欲」という二つの方法が必要である。

一・十三  修習とは、こころの流れの静止をもたらそうとする努力のことである。

一・一四  修習は長時にわたり、休むことなく、厳格に実行されるならば、堅固な基礎をもったものになる。

ここで僕が思うのは、 どのような姿勢で修行に取り組むかが、いかに大切であるかということだ。同じことを何度も何度も繰り返して、それに慣れて、まず確固とした基礎を作っていく。

この基礎づくりが、難しい。同じことの繰り返しだから、最初はつまらなく思えてしまう。サーフィンでもそうだけど、どうしても早くいろいろなことをやりたくて、基礎の練習を怠って先に先に進もうとしてしまう。だけど、やり込めばやり込むほど、基礎練習の難しさが身にしみて身体で分かってくる。

それができる人にならなければいけない。それには、自分を信じる力、忍耐力、精神力、胆力などが必要になってくる。それは、地道な練習を続けることによって勝手に身についてくるもの。逆にそうでなければ身につかないものである。

はたから見たら、ただ床の上で色んなポーズしたり、坐って目を閉じているように見えても、実はこのようなメンタルトレーニングをやっているのだ。

基礎ができていないのに上達はできないし、その時はできるように見えていても、すぐ行き詰まってしまう。そこで上達しないからと言って、つまらなくなってやめてしまう人をよく見るが、それこそつまらないことだ。

基礎さえしっかりとしたものができれば、あとはそこに乗せていくだけでいい。自分のオリジナルのスタイルというものは、基礎ができて初めて、その上に創り上げていけるのだ。

そして、次の「離欲」というところを読んで、なるほど!と思った。

欲を無くすのではなくて、離れる。ここには大きな違いがあるように感じる。人間だから欲があって当たり前。自分をより高いレベルに引き上げていく、ヨーガや波乗りの修行を通して、心身ともに鍛錬して、より楽しい人生を送れるようにする。これも立派な欲だし、この欲は必要な欲だ。

欲から離れるというのは、何かの欲が心にわき起こってきた時に、客観的にその欲を持っている自分を観て、それに気づいて、その欲に振り回されないということ。まぁ、いきなりこれができたら、修行なんて必要ないわけではあるが、、、。

ヨーガを実践していって、色々な能力や、境地やさとりを得たとしても、それに執着することなく、さらにその上を目指していくこと、それが悟っているということだ。そこにとどまることなく、進化していく。Never stop, Keep going...

他にも、興味深い思想がこと細かに解説されている。それを書き出すと終わらなくなってしまうので、先に進みたいと思う。もし興味があれば、僕から聞くより読んでみた方がいいと思うので、、、。それから、一緒に語ることにしましょう。

そして、「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」では、具体的な技法の解説がしてある。




 この中には、修行する際にポイントとなるヒントがたくさん隠されていて、読んでいて目からウロコ状態、、、。常に自分のいるレベルというものは変化し続けているもので、何年か前に読んだときとは、全く頭に入ってこなかったことや、気づかなかったことが、たくさんあった。

そして、今読んでみて、自分がやるべきことがハッキリと見えてきた。さっき書いたように、まずは基礎を築くことだ、同じことを繰り返し繰り返し行なって、まずは身体にしみ込ませること、それができて、はじめて最初の一歩だ、とあらためて思い知らされたことは、大きな収穫になった。

さらに、今から 「ゲーランダ・サンヒター」と「シヴァ・サンヒター」が控えていると思うとたまらない。


ヨーガも波乗りも、まずは基礎を練習することから、、、。


Om shanti



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11/05/2011

breakfast


breakfast”とは、朝ご飯のことです。

っていきなり、当たり前のことですが、
では、なぜ“breakfast”というか知っていますか?

breakfast、、、。

fast”は、「速い」ですが、もうひとつは「断食」という意味もあります。

その断食を終わらせる食事、つまりbreak fastになるわけです。

じつは、最近毎週木曜日のヨガ教室の日を、勝手にプチ断食dayにして、どんな効果があるのか実験しています。

アッ! 豆乳(無調整に限る)とお茶はOKです。あしからず、、、。

たったの一日なので、たいした効果は感じられないのですが、(←ただ鈍感なだけ、、、。)それでも、普段食べている日には感じられないことを感じれるので、楽しんでやっています。

いくつか感じることを挙げると、、、。

 すごい空腹感に襲われる。

アッ、コレアタリマエデスネ。

だいたい昼の2時くらいに一発目のスゴいやつが来る。その前もちょくちょくは攻めては来ている。

けれど、しばらくするとそれはどこかに消えていく。

ここがミソなわけです。

人間が身体で感じることのできるすべてのことは、現れては少しの間ステイしてどこかに消えていく。この繰り返しです。

肉体的なものでも心の中で思うことでも、すべてのものは刹那刹那に変化していっています。

現れては去り現れては去っていく。 rising...passing...coming...going...neverstay the same...always changing changing...impermanence

それを無常といいます。

パーリ語(原始仏教の教典はこの言語で書かれている)でアニッチャーといいます。

宇宙のすべてがそうなんだ! ゴータマ・ブッダ様はそれを発見しました。

断食仏陀


今目の前にあるパソコンも、この瞬間は使えているけれど、そのうち壊れる時が来て捨てられて今ある姿はなくなってしまう。ただ、今この瞬間にはずっとここに存在しているように目に映っているだけで、実は変化し続けている。

諸行無常の響きなり


ん? また話しが、飛びました、、、。ここでカットバァッッック!!

からの〜

実験ですからさっそく観察開始です。自分の身体の内側を細かく観察していって、今この瞬間に、身体のどこで何を感じていてそれがどのように変化していくのか、をつぶさに観ていきます。

まず、お腹がキュルキュル鳴って空腹感が来る。普段だったらコレ級の空腹感だとイライラしてしまいがちなところですが、実験クンなので、イライラするどころか、「来てます!来てます!もっと来んかいー!!」と嬉しくなってしまう自分にまず気づく。

空腹の時に、何を考えるのか?空腹感はどのくらい持続するのか?どのくらいのペースでやってくるのか?テーブルの端にあるチョコレートが目に入った時にどう感じるのか?そこで心が折れて手が伸びてしまうのか?その誘惑にどのくらいの間揺さぶられているのか?誘惑を追いやるには何が効くのか?空腹感を追いやるには?逆にもっと空腹感をデカくするとどう感じるのか?そんなに食べたいのか?今食べるとしたら何を一番食べたいのか?食べたら満足できるのか?なぜ食べることを想像するだけでそんなに楽しくなれてしまうのか?これがもし飢饉で本当に食べれない状況だったらどんな行動に出るのか?

きりがないのでここらへんで、、、。


■ 何かに集中している時は、空腹感はあまり襲って来ない。来るとしたらスゴいやつ。

ナルホドナルホド。

■ ということは、空腹感が来る時は、その集中が途切れた時なわけで、集中が途切れたことをそれによって知ることができる。

フムフム。

■ 食べる、という行為にどのくらい縛られて生きているのか、ということが体験できる。

犬や猫なんかを見てると、常に食べることを考えているように見えますが、そもそも人間も動物ですからね。基本的に食べることは生活の中心にあります。だいぶ時間とお金をかけているわけです。

ということに、気づく。ということは、

 食べなければエンゲル係数が低くなる。お金持ちの仲間入り。

つまり、人間は食べるために働いているわけです。そこで、

■ 食べることをやめれば、働く時間が減り、好きなことにその分時間とお金を費やせる。という理論が成立する。

■ 頭が冴える。

これは、面白い発見の一つですね。集中具合がチト違う。それは消化に使われるはずの血液と酸素を脳で使うことができるからであると推測しています。

■ 別に一日くらい何も食べなくても、なんてことはないということが分かる。

■ それまでは早く食べたいと思っていたのに、いざ食べようとすると、せっかくここまで我慢したんだから、食べるのやめよう、と思っている自分にビックリしたりする。

好きな時にやりたいだけヨガができる。

アーサナ(ヨガのポーズ)を、食後の満腹時に行なうことは、かえって身体によくありません。スポーツする前にたくさん食べないほうがいいのと同じです。いつでも空腹なので、やりたい時にいつでもすぐにやることができます。

■ 普段、食べようと思った時に、食べたいと思ったものを好きなだけ食べれるという当たり前なことが、じつはスゴいことなんだと、身をしみて思い知らされ、「食べれる」ということにものすごい感謝の念が起こる。

■ あっというまに、12個も■があることに気づく。


人生、面白いですね。

一日食べないだけでこんなに発見があるなんて。





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