早朝6:00集合で、まずはヨーガのセッションから。
波乗りもヨーガもやはり朝飯前の朝一が気持ちいいですね!
朝のまだ硬い身体をアーサナ(ポーズ)を丁寧に行いじっくりとほぐして目を覚ましてあげてから、呼吸法と瞑想法で身体と精神のバランスを整えます。
早速、ウェットに着替え、次はサーフセッション。
南西風が吹き、風向きは良かったものの、見た目によらず、トロイわりにはブレイクは早め、そして波待ちが長いというコンディション。それでも Oさんは、何本も乗っていました。
波待ちをしながら、的確なアドバイス。 |
波に乗る Oさんを、ばっちりチェックする山田プロ |
山田プロの気持ちよさそうなカットバック! |
2時間のサーフセッションの後は、GRSAにてランチ。
撮った写真とビデオを見ながら、プロ直伝による秘訣を伝授。一緒にいるワタクシも非常に勉強になりました。
上半身の使い方を伝授 |
そして、夕方のもう1ラウンドは、ブレイクは速いながらも選べば良いのは来ている KM へ。野球の選球眼ならぬ、選波眼のいい練習になりました。
そして、2ラウンドをこなした後は、アーサナとサーフィンに役立つ呼吸法講座で、疲れた身体をほぐします。
ヨーガというと、「どうしても身体が柔らかくないとできない 」というイメージが先行して、ほぼほとんどの方が「からだ、硬いからなぁ、、、」と思っているのは非常に残念です。
いつもこの話しになってしまうのですが、身体の硬さは全く関係ないのです。
それよりも大切なのは、サーフィンもヨーガも「やっている」ということです。継続してやっているかどうか、そこが大切です。
サーフィンもヨーガも本質は人と競争することではなくて、自分と向き合い、やることを通じて自分を知っていくことです。
すごいポーズがとれるから良いとか、サーフィンがうまいからどうだ、というのではなくて、どのような姿勢で取り組んでいるか、ということの方が大切です。
もちろんできないアーサナはできるようになるように練習をするし、サーフィンもうまくなるように日々精進です。特に難しいアーサナなどは10年20年かけてやっとできるようになるようなものもたくさんあります。継続するしかありません。その1本の波がなければ、次の波はないのです。
継続ために一番大切なのは、やってて愉しい!!ということ。
サーフィンもヨーガも、しばらくやらないとそれに慣れて、今度はやらないのが普通になってしまいます。
続けるためには、ある程度の精神力も必要ですが、それ以上に愉しめる能力も必要です。
大体が壁にぶつかったり、伸び悩んだりする時につまらなくなってやめていってしまうのですが、ほんの少しのアプローチを変えたり、たった一言でそれが変わってしまうことがあります。あともう少しというところでやらなくなってしまうのは、本当にもったいなさすぎます。
もちろん合う合わないはあるので、他に何かもっと夢中になれるものが見つかったというのであれば、それに越したことはありませんが、尻切れトンボ的な感じは一番良くありません。
このSURF YOGA retreat は、数えきれない壁を乗り越え、波乗りを愉しんでやってきているその道のプロから、その秘訣を直伝で、それもその人のレベルをしっかりと踏まえた上で教えてもらえるところが、本当に素晴しいと思います。
ハウトゥー本やDVDでは絶対に伝わらない部分です。それは知識ではなく体験なので、ヨーガや禅と同じく師匠から弟子へと口伝でしか伝えることができない部分なのです。
ぜひ一度、体験してみて下さい。
自信を持ってお勧めいたします。
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