佐伯建工の親方、ハルくんが早めの10時頃に到着。早速作業を始めるとあっという間に昼前には西面が決まってしまうという、職人の腕を見せつけられたかたちに。
その間僕は下から言われた材料を渡すだけ。
そして朝からシモのネタの話で大盛り上がりの大爆笑、、、している間に気づいたら足場が立ってるんだから、さすがプロですね。俺だったら絶対にこれは組めないなぁと、、、。
お昼にちょっと休憩しようとした時に、近くに住むカズさんとカンくん親子の登場で、作業はさらにスピードアップし、残りの南面折り返し部分はものの30分程度で終了。
その様子を80年代ロック“The Zoo”の Shakin' the Cage にのせてご覧ください〜!
この前も書いたけど(コチラ)、やっぱり段取り八分。仕事の良し悪しは段取り次第。
と、ここで波乗りとも話が繋がってくる。
サーフィンと?仕事の段取りが?
そう。サーフィンと。いい波に乗る為の段取り。
波乗りは、「待ち八分」。いや、95%くらいいってるかもしれない。
かりに15秒乗ったとする。その波にどのくらいのペースで乗れるかと言うと、周りに誰もいなくて(そんなことはほとんどない)、波の入ってくる周期も決まっていて最良のコンディション(年に何回あるかどうか)だったとしても、5分1本乗れるかわからない。
まず15秒も乗ったら沖に戻って来るまで数分、コンディションによっては5分はかかる。
そうすると10分に1本。15/600秒。ということは残りの75%はパドルしているか波待ちしているか、ということになる。
まず15秒も乗ったら沖に戻って来るまで数分、コンディションによっては5分はかかる。
そうすると10分に1本。15/600秒。ということは残りの75%はパドルしているか波待ちしているか、ということになる。
ただこれは海に入っている数時間のことだけの話。
海に入っていない時間のことも考えると、実際に波に乗っている時間なんて1%にも満たなくなってしまうので、海に入っている時間で考えてみても、、、。
1日1ラウンド2時間を2回入ったとしても4/24時間で約16%。そのうち波に乗っているのがかりに20%だとしても、その割合は3%ととても低いものだ。365日毎日海に入ったとしても。
そう考えると、波乗りのほとんどは「待ち」ということになる。その「待ち」は波に乗るための段取りの時間ということで、いかにして待つかによってすべてが決まる。
海の目の前に住んでいても、いい波を当てるのは非常に難しい。
サーファーであれば、海に入っていない時間も生活全体そのものが波乗りであり、いい波に乗れるように生活のリズムを合わせていかなければいけない。
だとすると住む場所、仕事、体調管理、その波に合ったボードのチョイス、ウエットなどのイクイップメント、等々準備して整える必要がある。
そもそも風、潮、ウネリの向きや周期や強さ、地形、人の数、など自分がコントロールできないファクターの方が多い。
波が良かったのは一日のうちでも潮の変わり目ほんの数本だったとか、波チェックして着替えている間に風が入ってダメになるなんてよくある話。
最近は波情報で瞬時にどこのビーチは35点とか50点とか分かってしまうが、最後は結局自分の経験や直感に頼るしかない。そうしないと波情報に振り回されて結局家の前で入るなんてことになる。
いい波が立つ瞬間にその場所に居るということ、being in the right place at the right time... というのはとても難しいものなのだ。
そういえば仕事に関して、マスター ジェリー・ロペス師がインタビューで興味深いことを仰っていたので、英語の分かる方はコチラをどうぞ。
http://www.theinertia.com/surf/classics-gerry-lopez/ |
陸の上でさえ、常に意識を波に向けていなければいけないのだから、海に入ったら更に集中を高めなければいけない。
波を待つ位置。これに尽きるわけだけど、ここで役に立つのが、ヨーガで身につけられる観察力と集中力。
ただプカプカと浮かんでるのもいいけど、どうせなら波に乗りたい。そのためには自分を波の来る位置に持っていかなければいけない。
ピークの位置はどこなのか。
ピークから行って抜けれるのか。
ショルダーから行った方がいいのか。
ウネリはどのようにシフトしてくるのか。
セットは何本目がいいのか。
周りのサーファーの動きはどうなのか。
ピークに人が集まっているからといっても、よーく観察してみると誰も気づいていない少しインサイドや少し離れたところから割れている波の方が良い、なんてこともよくある。
かといって、そこでバンバン乗り出すと気づかれて集まってきてしまうので乗り過ぎないようにしよう、とか色々と駆け引きも大変なのである。
観察力の高さで乗れる波の数が全く変わってきてしまう。
だいたいの場合、波待ちしている時に一番最初に動き出したサーファーがその波に乗ることになる。つまり一番最初に波が来るのに気づいたということだ。
沖を見ていてぱっと見には何も変化がないように見えても、見えているサーファーには波が来るのが見えているというか感じている。
アーサナ(ポーズ)を取っている間に細かく細かく自分のことを観察するくせをつけていくヨーガのアプローチは、波乗り(だけに限らず)に非常に役に立つのだ。
呼吸、心臓の鼓動、エネルギーや血液の流れ方、感触、筋肉や筋の状態、心の状態、、、刻一刻と変わっていく自分の状態を観察するのはたくさんの発見があって面白い。
仕事の段取りも波待ちも、そういう意識をもってやってみると必ず無駄が見つかるので、それが無くなっていけばその分いい仕事、良い波をゲットできるようになるはずだ。
、、、。無駄が見つからないというのは、ただ観察できていない部分があるということなので、さらに細かく観察していく必要がある。
と、自分は全くできていないのに、というか自分に言い聞かせる感じになってしまいましたが、仕事も波乗りもヨーガも本当に繋がってるなぁ〜ということを改めて実感させてもらった今回のギャザリング。
今度はペンキぬりぬりギャザリングを予定しています。
日時が決ったらアップしますので、その際はまたお手を拝借お願いいたします。
アーサナ(ポーズ)を取っている間に細かく細かく自分のことを観察するくせをつけていくヨーガのアプローチは、波乗り(だけに限らず)に非常に役に立つのだ。
呼吸、心臓の鼓動、エネルギーや血液の流れ方、感触、筋肉や筋の状態、心の状態、、、刻一刻と変わっていく自分の状態を観察するのはたくさんの発見があって面白い。
仕事の段取りも波待ちも、そういう意識をもってやってみると必ず無駄が見つかるので、それが無くなっていけばその分いい仕事、良い波をゲットできるようになるはずだ。
、、、。無駄が見つからないというのは、ただ観察できていない部分があるということなので、さらに細かく観察していく必要がある。
と、自分は全くできていないのに、というか自分に言い聞かせる感じになってしまいましたが、仕事も波乗りもヨーガも本当に繋がってるなぁ〜ということを改めて実感させてもらった今回のギャザリング。
今度はペンキぬりぬりギャザリングを予定しています。
日時が決ったらアップしますので、その際はまたお手を拝借お願いいたします。
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