5/14/2013

酵素断食リトリート レポ

ご報告が遅くなりましたが、ゴールデンウイークの3〜4日に中滝アートビレッジで「酵素断食リトリート」を開催しました。



5月というのに風が冷たく肌寒かったのですが、かえってそれが太陽の陽射しの暖かさを感じさせてくれる、そんな気持ちの良いお天気でした。

昼12時に集合。

参加者の皆さんには、朝ごはんは抜いて来るように事前にお伝えしていたので、この時点でだいぶお腹もペコペコだったのではないでしょうか。

まず自己紹介をしてから、中滝の森の中をみんなで散策。




高い木々に囲まれて柔らかな陽射しの差し込む小径を歩いていると、どこかにトリップしちゃったのかと錯覚してしまうほどです。

東京の硬いコンクリートジャングルとは比べものにならない、癒しの場と空間です。



今回ステイする ヒルトップ に帰って来てから、これまた暖かい陽射しの中で今度はヨーガです。



普段仕事や生活に追われていると、自分ではなくて常に他人と向きあい、自分の外側にエネルギーや意識が向かっていますが、ヨーガを行じている間は静かに自分と向き合える大切な時間です。

心と身体のメンテナンスですね。

少しフリータイムがあり、海に行ったりゆっくりしたり、各自リラックスタイム。

日が暮れてからは、暖炉の前でみんなで輪になって「倍音声明」。

チベットに伝わる音を使った瞑想法です。

少人数でしたが、きれいな倍音がしっかりと出ていました。皆さん初めての体験だったのですが、楽しんでもらえたので良かったです。

皆さんの集中状態がとても良かったので、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。

良い集中状態での瞑想は、時間の感覚が変わります。やはり瞑想というものは、人間が決めた一日24時間という常識の枠に囚われずに、超えて行くものなのだと、あらためて実感しました。

非常識ではなくて、超常識。

Go beyond...

そして、最後に呼吸法と瞑想の時間。

基本的な呼吸法の一つ「ヴィシャマヴリッティ・プラーナーヤーマ」というのを行いました。

1:4:2の呼吸法というと知っている方も多いかもしれません。

1: 吸う
4: 止める
2: 吐く

の比率で行う呼吸法です。

4秒ですと、

4秒 吸う
16秒 止める
8秒 吐く

となります。

実際にやってみると分かりますが、止めるより吐く方が難しいです。

吐き始めから吐き終わりまで同じペースで同じ量を吐き続けるのは、非常に難しいのが分かると思います。

秒数が長くなってくると、ほんのちょっとの心の動きで呼吸が乱れてしまうので、集中力、観察力、精神力、胆力、根気、繊細なコントロール能力などが求められます。

ですが、続けていると5秒、6秒、7秒とできるようになっていくので楽しいですよ!ぜひトライしてみてください!


そして、みんなで暖炉を囲みながら、ヨーガの話で盛り上がり、夜は更けていくのでした、、、。



翌朝は、まだ暗い4時に起床。





中滝アートビレッジの裏にある「中瀧寺」にて参禅。

ご住職の優しい声でガイドして頂き、朝の静寂の中での坐禅です。

心の中に浮かんで来る様々な考え。それに捕われることなく、それはそのままにしておくこと。

こうしてやろう、ああしてやろうなどとは考えず、ただただ自分の心と向き合って坐る。

as it is...

あるがまま、、、。

あっという間の50分。


酵素ドリンク「 I 酵素 」と、藍のお茶

この二つのおかげで、無理なく断食できたのだと思います。

思ったよりお腹は空かなかった、との感想が多かったのも関係あると思います。

藍のお茶は、非常にエネルギーが高いですね。空腹で感覚が敏感になっているので、エネルギーの高さをとてもよく感じられました。

そして待ちに待った復食。



おかゆとみそ汁という、質素な食事ですが、食べれるということの有り難さ、尊さにあらためて感謝させられました。

普段当たりまえのことですが、ごく当たりまえのことにこそ感謝しないといけないのですね。


「食べる」ということから少し離れて、自分と向き合うことにより、参加して頂いた皆さんも、それぞれ新しい発見があったのではないかと思います。

普段の生活の中でどれだけ「食べる」ということに拘束されているのか。

そのことを客観的に見つめられるとてもいい機会になりました。

今後、2泊のリトリートも計画中です。

興味のある方、お気軽にお問い合わせ下さい。

リクエスト開催もしております。







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