朝6時のヨーガから始まり、今回はみっちりと夜の8時半まで、ヨーガ2R、波乗り2R、プラス個人レッスンと、内容の濃い~一日になりました。
まずはヨーガでスタート。
photo : tsucamera |
朝一のヨーガは、硬い身体がどんどんほぐれていくのを実感しつつ、さらに目も覚め頭も冴えていくのが体感できて、波乗りと同じでとても気持ちがいいのです。
さらに、その日の身体のコンディション、精神状態も確認できます。自分の状態がしっかりと把握できていれば、その日を楽しく過ごすのにとても役に立ちます。
アイマスクをしての片足バランス。 バランス能力はもちろん、強い精神力、集中力が求められる。 |
アーサナ(ポーズ)をいくつかとり、太陽礼拝をして、呼吸法と瞑想。身体と呼吸、メンタルを整えます。
最後は死者のポーズで、肉体の存在を忘れてしまうくらい、完全に力を抜ききります。
ムリタ・アーサナ(死者のポーズ) |
いのき先生、、、。 |
じっくり観察。
正面は良い波でしたが、激混みです。 そこで隣のビーチもチェック。
広いビーチの中で、どこのピーク(波が割れ出すところ)で入るのか、どのブレイクに乗って、どのようなライディングをするのか、レギュラーなのかグーフィーなのか、ちゃんとイメージします。
はやる気持ちを押さえてまずはしっかりとイメージ。
吉川プロから海に入る前に指示を受け、 |
海に入りより細かいアドバイスをもらいます。 |
「サーフィンは~~だ。」と、色々なことを~~に当てはめることができます。
サーフィンはパドルだ!サーフィンはボトムターンだ!サーフィンは人生だ!サーフィンはアートだ!サーフィンは宗教だ!サーフィンはマ◯ター◯ー◯ョンだ!サーフィンはダンスだ!サーフィンはROCK'n'ROLLだ!サーフィンは波との融合だ!サーフィンは宇宙と一体になることだ!サーフィンは精神修行だ!
、、、。
サーフィンは「イメージ」だ!
これが言いたかったのですが、、、
サーフィンに限らず、自分がイメージできていないことは絶対にできません。
マグレでできた!はあるかもしれませんが、同じことを次もできて、また次もできて初めてそれは自分のものになったと言えるのです。
そのためには、はっきりと自分の姿を想い描いて、そのものになりきらなければなりません。
なりきったときには、なっているのです。逆になれていないというのは、なりきれていないということです。
ワタクシの通っている教室「成瀬ヨーガグループ」では、必ず瞑想の時間が最後にあります。 毎回先生がテーマを変えて行うのですが、その中に「観想法」というチベットに伝わる瞑想法があります。
Akasha Giri photo source 成瀬ヨーガグループ |
チベットのお坊さん達は、仏画や仏像を目の前にありありと描きだす、ということをやります。 小さい頃から仏像を見慣れていて毎日修行している彼らでも、5年10も年かかるそうです。
ですが、ワタクシ達はサーファーですから、観想の対象はもちろん波乗りです。
波、風、天気、空、気温、水温、潮の流れ、水の透明度、周りの人、人の動き、セット入り方、セットの感覚、ブレイクの仕方、波質、顔に当たる風の感触、足に伝わってくる波の感触、波に巻かれている時の苦しさや感触、波の崩れる音、板の浮力、板の動き方、、、 。
枚挙にいとまがありません。
部屋の中で練習していて、そのような感触を得られない、というのはただの知識です。
それは無視して、イメージした時に、どのような感触、体感、臨場感を実際に掴んだのか、ということが大切です。
意識力、イメージ力、集中力の強さによって、どこまで細かいところまで思い描けるかが決まってきます。
これはサーフィンだけではなくで、仕事や、対人関係、日々の生活にとってもとても大切なことです。
「サーフィンはイメージだ。」
吉川プロの何気ない一言でしたが、さすが説得力がありました。
最初はビデオを見てイメージして、上手い人の真似をして、スケボーで動きを真似して、、、
そうして基礎ができるようになってきたら、そこからはコピーではなく自分のオリジナルを創り出す。
それがスタイルです。
午前中に撮ったビデオを見ながら、吉川プロから直接指南。
同じコンディションでの、プロのライディングを見るのは、とても勉強になります。
自分の板にプロが乗ると、、、。 |
そのアドバイスを活かし、夕方にもう1R。
最後は、ヨーガで締めます。
今回は、地元の親友のカメラマン tsucamera がかっこいい写真をたくさん撮ってくれました。
そして、なんとスライドショーまで!
ツーくんありがとう!!
次回は6月8日(土)に吉川プロの1Day retreat を開催します。
奮ってご参加下さい!!
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