朝起きたら一面雪化粧。全く予想していなかったので素敵なプレゼントでした。
どうやら誰かが訪ねに来ていたらしい、、。 |
で、親方ハルくんと話した結果、来週に延期になりました。
ですが、職人仕事は段取り8分!ということで、先日バラした足場材の移動を手伝いに来てくれたイナチさん、ブンさんと一緒に、鉄パイプ運びと残していた最後の足場のバラしをサクっと終わらせました。
お手伝い本当にありがとうございました!!
はい、それではお約束の「Today's work Vol.3」をお届けします。
先ほど、手伝いに来てくれたイナチさんと話していた時に、
「鳶の職人さんは、足場を組む時に、ここにこうパイプを立てて、こう横に通して、あそこで向こうから来てるのと繋いで、、、って言うのは、現場を見た時に見えているんですかね?」
と言う話しになりました。
答えは「YES!!」。
職人の目には、現場を見ただけで3Dで見えています。
まだワタクシがガキンチョの頃ですが、型枠大工をやっていた時が時期がありました。
今でも覚えていますが、親方がずーーーーっと図面を見ていました。
ずーーーーっとです。
それでもずーーーーっと見ているので、いい加減何やってんのかな?と思った時に、パッと図面を閉じて、手元の職人たちに必要な材料を言い出したのです。
型枠大工とは、木造の大工ではなくて、マンションやビルのコンクリートの建物を建てる大工です。
まず鉄筋屋が鉄筋を組んで、その周りにベニヤ板を組み合わせて、壁や柱や梁の形に組んでいって、その型枠の中にコンクリートを流し込んで建物が建っていきます。
そのためには、ベニヤ板、枠を造るための木材、組んだベニヤ板(型枠)を支える鉄パイプ(50センチ長さから50センチごとにから4メーターまで)や、パイプを固定する金具や、壁や天井を支えるサポート、その他にもたっくさんの道具と材料が必要になります。
それを手元の職人に必要な分だけ持ってこさせて、枠を組んでいくわけです。
その親方はその後図面を見ることもなく手元に指示を出して枠を組み立てていきました。
頭の中には平面の図面から起こした立体図が3Dで見えていたはずです。
それを見て、職人ってまじカッコいいなと男惚れしたのを覚えています。
いかに早くきれいに造り上げていくかが職人の仕事です。
持ってこいと言われてただ持ってくるだけでは使い物(者)になりません。
材料を使いやすい向きに置いて、使う順番通りに並べて、置く場所も最短距離で届くところに配っていく。
いかに無駄を無くすかにかかってきます。
段取り8分で仕事が決るのは本当です。
当然経験年数も必要になってきますが、それ以上に必要なのは、どこまで細かくイメージできるかというイメージ力です。
サーフィンも然り、仕事も然り、対人関係もイメージ力は大変役に立ちます。
そこでヨーガの瞑想が役に立ちます。
まだまだ修行の身の半人前がこんなことを言うのは憚れますが、仕事をしていて「ヨーガをしていて役に立ったなぁ」と思うことはしょっちゅうあります。
身体を動かして柔らかくするのはヨーガの目的ではありません。 もちろんそれは非常に大切なパートですが、それ自体が目的というのは大きな間違いです。
ヨーガや波乗りの陥りやすい落とし穴は、その見た目に捉われやすいということです。
技が上手いとか、すんごいポーズがとれるというのではなくて、大切なのはその内容です。
もちろん常に向上を目指し、前向きにコツコツとできない技やアーサナがいつかはできるようになると己を信じて挑戦していくわけですが、技ができるからすごいというのはちょっと早とちりです。
そうではなくて、波乗りやヨーガの経験を通して、集中力、精神力、観察力、イメージ力、胆力、決断力、lots more....をつけていって、人生をより愉しく豊かにハッピーにするために、それを日々の生活に活かすというのが、ヨーガや波乗りの本当の目的です。
という、小僧の戯言になりましたが、やはり5千年もの長きに亘って伝わって来たものですから、もし興味があるなら試して欲しいと思います。
たくさんのスタイルがあるので、一つの教室だけに行って判断するのではなくて、自分がこれだ!というのに出会うまでいくつか行って試してみて欲しいと思います。
さて、話しを戻して、来週26日日曜日は午後から足場を組む予定です。
もしおヒマでしたら、お手を拝借お願い致します!
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